主催:(株)アーテック, UNIVERSAL ROBOTICS CHALLENGE 実行委員会
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主催:(株)アーテック, UNIVERSAL ROBOTICS CHALLENGE 実行委員会
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2023年度 大会結果

第7回ユニバーサルロボティクスチャレンジは非常に多くの方にご参加頂き、
大盛況のうちに幕を閉じました。
大会結果は以下の部門名をクリックしてご確認ください。
そしてエントリーした全ての皆様、本当にありがとうございました!

実行委員総評

本年のUNIVERSAL ROBOTICS CHALLENGEは、久しぶりに世界各国の子供たちが大阪会場に集う形で対面でのロボット競技会を行うことができました。誠にありがとうございます。 今回もアイデアコンテスト部門・シミュレーションロボット競技部門においてはオンラインでの開催となりましたが、多数の方々にエントリーを頂き本当に嬉しく思います。 この二つのコンテストで、共にSDGs「持続可能な開発目標」ベースに気候変動への対策についてのアイデアを生み出す課題に取り組んでいただいた訳ですが、作成された作品はとてもレベルが高く、我々が日常で実際に使用しているものをはるかに超えるような仕上がりのアーテックロボットに驚かされました。 また、シミュレーションロボット競技部門においてもトライアンドエラーを重ねて最後まで粘り強く取り組んだことにより完成度の高いプログラミングを作り上げることができた参加者が好成績を上げることができたと思われます。 未来社会をデザインすることが、大阪で行われる万博のテーマにも掲げられていますが、皆さんの取り組みが実際に素晴らしい未来作りにつながることを心から願っています。 最後に、この度開催いたしました、UNIVERSAL ROBOTICS CHALLENGEに際し、ご協力及びご支援をいただきました世界各国の全ての皆様に感謝を申し上げます。
実行委員
株式会社アーテック
代表取締役社長
藤原 悦
レギュラー部門
< 第1位 >
獲得点数
2990点
氏名
Ritoさん
Jinyaさん
Kenshinさん
Syunさん
(小学6年生・三重県)
英伸館
受賞コメント
初めてのURCの大会でとても緊張しました。 1回目は、ロボットが試走の時とは違う動きをし、崩れてしまい、何故だろうと思いました。リトライをしても臨機応変に対応できず、また崩れてしまってもうだめかと思いました。 2回目にかけるしかないと思って、2回目の試走の時に、3回連続で成功してこれでできると思いました。そして2回目の時が来ました。みんなで願いながら挑戦しました。すると、見事に完ぺきな形で成功しました。 そのときは、本当にうれしくてみんなで喜びました。 この大会を通して、頑張ってやり切った時の達成感や、頑張ることの大切さを学べました。 優勝できて、今まで頑張ってきて本当に良かったと思いました。
< 第2位 >
獲得点数
2600点
氏名
岩﨑翔馬さん
森岡斎さん
森岡稟さん
麸澤宙さん
金元陸人さん
(小学5年生・静岡県)
加藤学園暁秀初等学校オープンプランコース5年海組・ICTクラブ
受賞コメント
私たちは、学校の同じクラス(海組)のICTクラブで活動する5人チームです。 チーム名のスターフィッシュはヒトデで、ヒトデの手はチームの5人を表しています。SRIはイニシャルです。 今回、レギュラー部門で準優勝となり、嬉しかったです。 私たちのロボットの特徴は、横長の形に置いたブロックをアームで掴んで一気に縦にすることです。こうすることで高さを出すことができ、高得点を狙えます。 予選時に2位だったので、高得点を出せるロボットにするために、みんなでアイデアを考えて、予選で1本だったブロックを2本立てるようにしました。 大変だった事は、大きさの規定や角度を合わせるために何度も作り直し、プログラムを工夫したことです。また、ブロックを挟んでも落ちないアームを作るのが難しかったです。 本番前には、ブロックを掴む練習を何度もしました。最後にブロックが落ちてしまったのが悔しかったです。 来年は優勝したいです。
< 第3位 >
獲得点数
1960点
氏名
Ka Hei Ipさん
Tsz Kit Nganさん
Yat Sum Tamさん
Lok Lam Wongさん
Wing Ho Ngさん
(小学6年生・香港)
S.K.H. Chu Oi Primary School(Lei Muk Shue)
受賞コメント
過去数年間、コロナが香港を含めて世界中に広がりました。不安で不自由な日々の中で、ロボットプログラミングに熱中する事が心の拠り所となりました。数々の課題を乗り越え、コロナ禍後の香港ロボット選手権で脚光を浴びて、URC2023世界大会で香港の代表として出場し、3位を受賞できました。
アーテックのロボットプログラミング発展への深い情熱と献身のおかげで、コロナ禍後に私たちは様々な国の子どもたちと協力・競争するチャンスを得ることができました。世界大会で香港の代表として出場したことに誇りと責任を感じました。3位という結果はチームとしての努力やサポート、自分達の確固たる信念が認められたものだと思います。URC2023に参加する事で様々な文化の子どもたちと国際交流しながら、深い話をするきっかけとなりました。ここで得た知識やノウハウは未来のロボットプログラミングの分野での研究に役立ち、私たちの夢に近づくことができる気がします。今後もこのような有意義なイベントに参加する機会があれば幸いです。
アドバンス部門
< 第1位 >
獲得点数
2250点
氏名
Takehisaさん
Naoyukiさん
Syotaroさん
(中学2年生、中学2年生、中学3年生・三重県)
英伸館
受賞コメント
僕たちチームEishin-AはURC優勝のために日々頑張ってきました。 練習の時は予定通りうまくいっていましたが、本番の1回目は失敗してしまいました。 2回目も完全な成功ではなかったですが、高く積み上げることができたのでよかったです。 また機会があれば、完璧にできるようにしっかりと準備したいです。
< 第2位 >
獲得点数
2250点
氏名
大畑智樹さん
松村拓実さん
猪股陽向さん
(中学3年生、中学2年生、中学1年生・神奈川県)
パソコンスクールSmile/横須賀市立長沢中学校(大畑智樹)
パソコンスクールSmile/逗子開成中学校(松村拓実)
パソコンスクールSmile/横須賀市立公郷中学校(猪股陽向)
受賞コメント
世界大会で第2位を受賞することができて、とても嬉しかったです。なぜなら、本番まで全力で努力してきたからです。日本予選の時のロボットでは世界で勝てる自信がなかったので、それをいったんすべて解体し、世界大会に向けて1から作り直しました。ものすごく時間に追われる日々で、困難な事や、様々な問題もありました。しかし、チーム全員で協力し、乗り越えて、今回のすばらしいロボットを作れたのかなと思います。僕たちのチームは1位と同点。点数は同じでしたが、ブロックを積み上げた高さで負けてしまいました。本番一回目の挑戦ではうまくいったものの、2回目では思ったようにロボットが動きませんでした。とても悔しかったです。けれど、結果的に1位と同じくらいのレベルまでくることができて本当に良かったです。今回の結果を基に、今後もさらなる高みを目指して頑張りたいと思います。応援してくれた皆様ありがとうございました。
< 第3位 >
獲得点数
1540点
氏名
Hong-Jin Chenさん
(中学2年生・台湾)
Taipei Private Dongshan Junior High School
受賞コメント
今年、日本で開催された権威あるURCのロボットアドバンス部門で、単独で出場し、3位に入賞した事を嬉しく思います。日本・オーストラリア・韓国・台湾・香港・マレーシア・フィリピンから来た世界レベルの選手と競うことで自分自身の根気強さと情熱を確信できました。この大会で台湾代表として出場した 2 名の内の 1 名であることを大変誇りに思います。色々辛い経験はしましたが、物凄い達成感を感じました。私の視野を広げ、友情や貴重な知識を得ることができました。日本国内の最優秀な選手を含めて、多様な国々からきたチームに勝利できたことは、自分の努力の成果だと思います。ずっと応援してくれた方々にも感謝を表したいと思います。私は他の生徒たちに工学を愛することで素晴らしい結果を得ることができることを理解させるよう、ロボット工学と技術や開発に同じ情熱を持つ他の人々に道を照らす灯台になればと思います。私を支えてくれたすべての方々に心から感謝を申し上げます。一緒に、発明の最前線を進み続けましょう。
小学校部門
< 最優秀賞 >
ロボット作品名
Smart Forest Fire Detection System (SFFDS)
氏名
FAIQAH HANNAN BINTI MUHAMOD FAHMIRさん
FARHAH HUMAIRA BINTI MUHAMOD FAHMIRさん
SITI NUR ALISHA BINTI AHMAD ISAさん
(小学6年生、小学5年生、小学5年生・マレーシア)
SK DATUK NAN KAYA
受賞コメント
大会に参加することができ本当に嬉しいです。学校と国の代表として活躍できることを誇らしく思います。参加することでロボットプログラミングの知識を育むことができました。 本大会では、国内および世界レベルで素晴らしい結果を得ることができました。私たちの小学校は田舎にある小さな学校ですが、とても誇りに思っています。 私たちは規律と時間の管理を重視していますが、競争の際にもその強みを活かし、常に規律に従い、時間を守ることができました。
< 優秀賞 >
ロボット作品名
Let Go Green
氏名
Lee Man Yiさん
Wong Sze Manさん
Kwok Hiu Yeung Haydenさん
Leung Tsz Himさん
Wong Ching Yimさん
(小学2年生、小学3年生、小学4年生・香港)
AD & FD OF POHL LEUNG SING TAK SCHOOL
受賞コメント
URC2023のアイデアコンテスト世界大会部門で優秀賞になれたことを大変光栄に思っています。本賞をいただいた喜びと達成感が未来のモチベーションになると思います。アーテックブロックで思った通りにロボットを作ることができ、教材を提供していただいたアーテックに感謝を表したいと思います。 本大会では地球のエネルギーを節約し、環境を保護することが不可欠であることを学びました。私たちは自家発電できるロボットを作ることができて嬉しいです。技術の力、特に再生可能エネルギー源を発電に利用できることに非常に驚きました。 そして様々なSTEAM活動を通して、審査員や競技者から大切な経験やコメントを得ながら、失敗から学びました。私たちをずっと支えてくれた学校「LEUNG SHING TAK SCHOOL」に感謝を表したいと思います。 困難を乗り越える際の手伝いや必要な時に忍耐強く指導を提供してくれた指導教官のジョン・ロー先生にも感謝の意を表したいと思います。 今後も学び続け、社会に役立つ環境に優しい製品を開発し続けたいと考えています。
< 優良賞 >
ロボット作品名
Plant Planting Robot
氏名
Michael Ryan Chongさん
Ember Prinze Wongさん
(小学5年生・フィリピン)
MGC New Life Christian Academy
受賞コメント
URC2023のアイデアコンテスト世界大会部門で優良賞を受賞できたことに深い感謝の意を表したいと思います。気候変動を防ぐための木を植えるロボットを作成するのは、本当に大変な作業でしたが、大いなる成果を上げることができました。完成するまでには大変な苦労をしましたが、優良賞を受賞できるとは思わなかったので非常に嬉しいです。今年のテーマ「気候変動に具体的な対策を」はチームの価値観にぴったり合っていました。受賞できたことにより、世界をより良い環境にしていきたいと思いました。私にチャンスをくれてありがとうございました。
< 入選 >
ロボット作品名
Smart Classroom
氏名
Chen Lianyu Lucasさん
Cheung Yan Yukさん
Lam Chun Wai Miltonさん
Mok Hing Yuさん
Tam Pak Yuiさん
(小学3年生・香港)
Hong Kong Baptist University Affiliated School Wong Kam Fai Secondary and Primary School
受賞コメント
URCの大会に参加できてよかったです。自分のスキルを磨いて伸ばす機会になりました。また、地球温暖化の影響とその対策について考えるきっかけになりました。(チェン・ルーカス)
情熱のあるチームで皆と一緒にURCに参加できたことは素晴らしい経験でした。本大会では技術でエネルギーを節約する方法を深く学ぶ機会となりました。技術が世界を救えることを心から信じています。(タム・オースティン)
URCアイデアコンテストにおいて「Smart Classroom」を作ることが本当に楽しかったです。赤外線フォトリフレクタが動きを検出することで、エネルギーを節約する環境問題の対策を作れたことが素晴らしかったと思います。(モック・エマ)
本大会では技術を使用して問題を解決し、アイデアを組み合わせて創造的に考え、他人と努力して結果的に働く方法を教えてくれました。最も大切なことは、小さな変化で大きな違いを生むことができることだと学びました。(ラム・ミルトン)
< 佳作 >
ロボット作品名
MOVBOT
氏名
AHMAD HARIZ BIN AHMAD HAFIZさん
ADDRIEL WAFEEQ BIN MUHAMAD ADLI SHAMさん
FARHAN RAYYAN ZIQRI BIN SYAMSULZAIDIさん
(小学5年生、小学5年生、小学6年生・マレーシア)
SEKOLAH KEBANGSAAN TAMAN SERI GOMBAK 2
受賞コメント
皆さま、こんにちは。 マレーシアSk Taman Seri Gombak 2ボンザーキッズ代表のハリズ・モハマドです。気候変動をテーマに開催されたURC2023アイデアコンテストで優勝し、誇りに思っています。まさか自分が勝つとは思いませんでした。プログラミングを深く学習できるようにロボット教材を導入し、日本で世界級の大会に参加する機会を提供してくれたGoTechUpにも感謝を表したいと思います。Sk Taman Seri Gombak 2の先生たち、特にMarlina先生とFaris先生は、私たちを指導し、完成するまで支えてくれました。先生の助けと指導がなければ、この成功はなかったと思います。 最後にこの結果が出発点となり、他の学生がロボットの分野を学び、探求することの後押しになることを願っています。ありがとうございました。
中学校部門
< 最優秀賞 >
ロボット作品名
Flame Guardian
氏名
Felipe Vicenteさん
Pin-Chien Tsengさん
Kai-Feng Chenさん
Hong-Jin Chenさん
(中学2年生・台湾)
Taipei European School
Taipei Municipal Binjiang Experimental Junior High School
Taipei Municipal Dazhi High School
Taipei Private Dongshan Junior High School
受賞コメント
難しい課題が設定された大会で最優秀賞になれたことを名誉に思います。課題を克服することが、成功において重要だと思いました。私達は、背景づくりとプログラミングに、チーム全員で努力しました。画用紙で木の枝や葉っぱを再現し、現実的な森をつくりました。 世界で森林火災が広がっていることを考え、私たちは「ファイア・ディフェンダー」をテーマにしました。動画編集からプログラミングまで、各メンバーが試行錯誤しながら役割を果たしました。 その結果、達成した成功は、私たちのポジティブな思考と努力の象徴です。この大会に参加の機会をもらえたことと、受けた評価に感謝しています。この経験から貴重なことを学ぶことができました。それはきっと、将来に役立つことと思います。 私たちは社会と森の安全と保護を支援しています。森林火災によって引き起こされる問題に対処するために、私たちはこれからも創造的な解決策を考案したいと思います。 私たちの旅を共有する機会を与えてくれてありがとうございました。
< 優秀賞 >
ロボット作品名
Climate Action Innovation Competition
氏名
香工鳴道隊さん
(中学3年生・香港)
Aberdeen Technical School
受賞コメント
気候変動に取り組む「SDGs目標13」というプロジェクトに対して、この栄誉ある賞を受賞することができ、大変光栄に思います。私たちの取り組みを評価してくださったコンテスト主催者に感謝します。この結果をもたらしたのは、コラボレーションの力と決意、そして持続可能な未来の可能性に対する揺るぎない信念です。 SDGs目標13は、排出量の削減、再生可能エネルギーの促進、持続可能性の促進に重点を置いています。この受賞で、私たちは自分たちの信念を再認識しています。これから、気候変動との戦いに参加するよう、さらに多くの人たちに呼びかけてゆきたいです。私たちが力を合わせれば、世界中で持続可能な実践を実践することができるはずです。 私たちのプロジェクトのために尽力し、指導してくださったサポーター、メンター、アドバイザーに深く感謝しています。彼らの理解と私たちの未来像に対する揺るぎない信念が、成功への原動力となりました。 気候変動との戦いには、継続的なイノベーション、コラボレーション、そして持続可能な解決策の絶え間ない追求が必要です。この評価をきっかけにして、私たちの取り組みをさらに進め、私たちのメッセージを拡大し、より多くの聴衆にこの変革の旅に参加するよう促しましょう。 この評価をしてくれた主催者に感謝いたします。この賞をより良い世界への行動喚起のきっかけとして活用してゆきましょう。
< 優良賞 >
ロボット作品名
FG-008
氏名
MUHAMMAD AMMAR HAFIZ BIN AMIZARさん
MUHAMMAD FIRDAUS BIN MOHD SAIDIさん
ADAM NAQIB BIN MD SETARIA さん
(中学3年生・マレーシア)
SEKOLAH BINA INSAN YMSU
受賞コメント
spectra groupの私たちが今年、優良賞を獲得できたことを嬉しく思います。応援・支援してくれた両親や先生、仲間たちにも感謝を表したいと思います。また、才能を披露するチャンスをくれた学校にも感謝しています。
< 入選 >
ロボット作品名
自動植樹ロボット
氏名
Yeung Kwan Mingさん
Chan Pak Lamさん
Wong Kin Mingさん
(中学3年生・香港)
HKSKH Bishop Hall Secondary School
受賞コメント
URC2023に参加し、受賞できたことは信じられないような経験でした。誇りと達成感でいっぱいです。本大会は、私たちの革新的なアイデアを披露し、問題解決能力を試す場を提供してくれました。競争に至るまでの道のりには、課題がなかったわけではありません。その過程で多くの障害や挫折に直面しました。しかし、これらのハードルは、前進して創造的な解決策を見つけるという私たちの決意に火をつけました。私たちが発明をブレーンストーミングし、設計・改良するプロセスは、チームワークと忍耐力の真価を示すものでした。結果として、2023ユニバーサル・ロボティクス・チャレンジは、挑戦、成長、成功に満ちた忘れられない経験となりました。大会は私たちの自信を高めてくれただけでなく、ロボット工学の発明を通じてポジティブな影響を与えるという私たちのコミットメントを強化してくれました。私たちはこの機会に感謝し、今後新たなロボットの試みに着手することを楽しみにしています。
< 佳作 >
ロボット作品名
Robo Paper Recycler
氏名
Anya Clarissa Legaspiさん
Riley Therese Abanoさん
Sarah Sophia Cabodilさん
Alain Zachary Cabodilさん
(小学6年生、中学1年生、中学3年生・フィリピン)
De La Salle Santiago Zobel - St. Mary's College QC
受賞コメント
このような素晴らしい機会を与えてくださったURCの主催者の方々に、謹んで感謝の意を表します。大会に参加したことで得た経験は、私たちの宝物になります。佳作受賞という思いがけない栄誉に心から感謝しています。この賞は、気候変動を防ぐためのロボットを考え出すという目標に向かって努力し続ける意欲をかき立てるものになりました。この大会は、私たちの勤勉さと献身を証明する機会を与えてくれただけでなく、ロボット工学の関心と環境の持続可能性への取り組みを共有する人々のネットワークを紹介してくれました。コーチの支援と主催者が与えてくれた機会を心から感謝しています。この経験によって、私たちの決意はより強固なものとなりました。この素晴らしい大会を、環境問題に対する意識を高めるためにこれからも活用してください。
審査員からのコメント
奈良教育大学附属中学校 葉山 泰三
今年のテーマは「SDGs13:気候変動に具体的な対策を」でしたが、世界各国の予選を勝ち上がってきたロボット達を見ると、日本ではあまり注目されていないような気候変動への対策を有している作品もあり、まさにグローバルな大会であることを実感させられました。また、山火事に対応するロボット、移動型の風力発電ロボット、森林を守る多機能ロボットなど、実にユニークなアイデアのロボットがあふれており、世界の子ども達の発想力の豊かさにも改めて感動させられました。
アイデアコンテスト部門では、社会問題を解決するロボットを創作する中で、技術力のみならず、これからの時代において特に重要とされる創造力が大いに育まれます。そして、この創造力こそが、今流行りのAIより人間の方が勝っている分野であり、我々人間が今後益々鍛えなければならない能力なのです。URCへの挑戦を通して、子ども達が明るい未来を創る力を大いに培ってくれることを願っています。
小学校部門
< 第1位 >
獲得点数
420点
タイム 89:19
氏名
FAQIF ARSYAD BIN MUHAMMAD FIKRIさん
(小学3年生・マレーシア)
SK TENGKU INDERA PETRA
受賞コメント
URC2023世界大会シミュレーションロボット競技部門の1位として、自分の名前が呼ばれて驚きました。本大会を通してマレーシアの名前を広める事ができて、嬉しい気持と誇りを感じました。両親やSK Tengku Indera PetraのICT教師など、支えてくれたすべての方々に、感謝を伝えたいと思います。
< 第2位 >
獲得点数
420点
タイム 97:10
氏名
AHMAD HASIF BIN SUPARDIさん
(小学5年生・マレーシア)
SK SRI KIAMBANG
受賞コメント
2年前にURCのシミュレーション部門に参加することを決めました。与えられたモジュールを通して学習できると、両親が挑戦するように勧めてくれました。ブロックを使ったモジュールでプログラミングを楽しく学ぶ事ができました。 去年は国内大会に参加できてとても嬉しかったですが、今年は国際レベルでの参加に選ばれたことにとても驚きました。大切なチャンスを無駄にしないよう、モジュールで毎日練習を通して準備しました。両親が私に沢山のアドバイスをくれて、諦めないようにずっと支援してくれました。 大会に参加することで、プログラミングに興味を持ち、自分の創造力と問題解決力に集中できるようになりました。また、自由な時間を有益なものにできました。 プログラミング学習やURCに参加することでよりプログラミングに興味を持ちました。友達にも習ったことを共有したいと思います。今後もプログラマーになる夢が叶えるように頑張りたいと思います。
< 第3位 >
獲得点数
320点
タイム 118:27
氏名
くり大好きさん
(小学4年生・大阪府)
ヒューマンアカデミージュニアロボット教室ディアロガーレ学習室
受賞コメント
1位がよかったけど世界で3位だったので嬉しいです。次参加できたら1位を目指したいです。
中学校部門
< 第1位 >
獲得点数
590点
タイム 45:41
氏名
ORHAN GHAZI BIN HAFIZULFAHMIさん
(中学3年生・マレーシア)
SM ISLAM AL-AMIN GOMBAK
受賞コメント
皆さんこんにちは!URCシミュレーション部門マレーシア代表のオルハン・ガージ・ビン・ハフィズルファーミです。まずは本番は大変な事が様々ありましたが、支援して頂いた両親と家族に感謝を伝えたいと思います。素晴らしい大会に参加させてくれたURC事務局とGoTechUpにも感謝をしています。マレーシアの代表になることができたことにも、大変感謝しています。途中でいくつかの課題や技術的な問題もありましたが、素晴らしい経験でした。焦ると間違いが起こりやすいと思いますが、大会に参加することで焦らないで作業することができました。そのおかげでもっと早く、冷静にプログラミングできるようになりました。また来年大会に参加できればと思います。ありがとうございます!
< 第2位 >
獲得点数
590点
タイム 56:38
氏名
CHARLES LOH HOWE WONさん
(中学3年生・マレーシア)
SMK METHODIST SIBU
受賞コメント
生徒・教師として今年のURCに参加できたことが誠に素晴らしい経験でした。大会を通してロボティクスやプログラミングのスキルを高めながら、より創造的で工夫して問題を解決しました。 多文化の子どもたちとアイデアや知識を共有したり、皆で一緒に協力しながら見事に参加ができました。 様々な課題に対し、ロボットの機能を場面毎で活かせるように考えられた魅力的なイベントを開催して頂き、誠にありがとうございます。 ロボットを通じてあらゆる産業を革新して、生活を向上させるように努力する生徒たちの姿を見られて、感動しました。
< 第3位 >
獲得点数
430点
タイム 96:49
氏名
石澤滉基さん
(中学1年生・愛知県)
名古屋市立桜丘中学校
受賞コメント
日本大会に続いて世界大会で 3 位になれましたことを非常に光栄に感じております。今回の大会では本番で考えていた動きと違う動きをしてしまい失点してしまった点があり、大変悔しい思いをしました。この点も踏まえて、来年こそは世界 1 位を目指して頑張りたいと思います。